TAX & FINANCIAL MERIT
なぜリブートを使うと節税になるのか?
経費化のスピードとバランスシートの違いを解説します。
法人税は「手元に残った現金」にかかるのではなく、「利益」にかかります。
利益の計算式
利益 = 売上 - 経費
法人税の計算式
法人税 = 利益 × 約33%
つまり、「経費」を大きくすれば「利益」が減り、
その分「法人税」が安くなる(=節税)という仕組みです。
「お金が出ていく(キャッシュアウト)」と「経費になる(損金算入)」は別物です。
ここが法人税の節税を理解する鍵になります。
30万円のMacBook Proを導入するケースで比較します
※減価償却は4年定額法として計算
資産計上
お金の動き
30万円が一気に出ていく
経費の動き
30万円払ったのに、その年の経費にできるのは
「減価償却費(1年分)」だけ
30万円 ÷ 4年 =
7.5万円
しか経費にならない
財務(B/S)への影響
全額経費
お金の動き
毎月定額が出ていく(平準化)
経費の動き
支払った金額がそのまま全額「賃借料(経費)」になる
年間10万円払ったら
10万円
すべてが経費
財務(B/S)への影響
これが経営者が一番嫌がる「黒字倒産」に近い現象の原因です。
現金がないのに「利益が出てる」とみなされ、高い税金を払うことになります。
現金 30万円 支出
手元から一気にお金が減る
でも経費になるのは...
7.5万円だけ
残りの22.5万円は
資産として残る(利益から引けない)
高い法人税が発生!
現金は減ったのに利益が大きく見える
現金 9万円 支出
年間の月額合計(月7,500円×12)
全額そのまま経費に
9万円すべて
利益から丸ごと引ける
支出と経費が完全にリンク
法人税が安くなる!
キャッシュアウトと節税効果がリンク
| 項目 | A. 購入(一括) | B. サブスク(Reboot) | 経営者の心理 |
|---|---|---|---|
| 現金(Cash) | ¥300,000減る | ¥90,000減る(7,500×12) | 購入は手元資金が一気に消えるのが痛い |
| 経費(Expense)※ここが重要! | ¥75,000(減価償却費) | ¥90,000(全額経費) | 払った分だけ経費になるのがわかりやすい |
| 税金計算上の利益 | 経費が小さいので利益が大きく見える | 経費が大きいので利益が圧縮される | 購入だと現金がないのに税金が高い |
| 資産(B/S) | 資産に計上管理が必要 | 計上されないオフバランス | 資産を持たないので管理が楽、ROA向上 |
リブート(サブスク)を使うことで、財務諸表(決算書)は以下のように「キレイ」になります。
購入
現金を払っても、経費になるまで数年かかる(減価償却)
Reboot
払った瞬間に経費になるため、今期の利益をすぐに圧縮できる
会社の資産(分母)を増やさずに売上を作ることは、経営効率が良いと評価されます。
資金調達余力を傷つけず、銀行融資などで有利になることがあります
一括購入による現金の急減を防ぎます。
運転資金を手元に残せる
現金は減るのに税金は減りにくい(経費化が遅い)
現金支出と節税効果が完全にリンク(経費化が早い)
この「経費化のスピードの違い」と
「バランスシートを汚さない(資産計上しない)」点が、
財務的な最大の違いです。